52歳無職生活になり好きになったもの嫌いになったもの

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51歳で無職生活になり早1年5ヶ月。

無職でも時が経つのは早く感じる。

働いていた時も時間が過ぎるのが早かったが、無職生活も同じぐらいの感じ方。

毎日単調な生活リズムだからもっとゆっくり流れると思ったが、そんなことは全くなかった。

今朝は朝から雨が降っているが、雨音を味わいながらゆっくり過ごせる自分がいるのは無職の特権かもしれない。

そういえば働いている頃は雨の日が嫌いだった。

通勤で濡れたくなかったのだ。

無職生活を1年以上送ってきて、好きになったもの嫌いになったものが変わった気がする。

どんなことが変わったのか整理したいと思う。

目次

無職生活に入り好きになったもの

無職生活に入り好きになったものはたくさんあるが、今思い浮かぶのはこんなところ。

全てが無職だから感じることばかりだ。

雨の日

冒頭でも書いたが、雨の日は本当に落ち着く。

書いている今も雨の音だけが聞こえる。

雨音を聞いているだけで心が癒され、ふわぁ~っていう地に足がつかない感じで全てのフィルターが外れた感覚になる。

邪念がなくなるというか心の中、頭の中がストレートに見える。

ぼーっとしててもいい。

雨の日の昼寝なんて最高だ。

近所の子供も外で遊べないから、いつものうるささも全くない。

平日なんか雨だった時にはもっと最高だ。

働いている頃は、雨の朝は最悪な気持ちで通勤するのが嫌だった。

駅についてもジメジメしていて、電車に乗るともっと最悪。

生乾きの匂いが充満した車内、会社に着いた時のじめっとして濡れているのか乾いているのかわからない服での仕事のスタート。

どれをとっても最悪。

今はそんなこと全てから解放された。

嫌いなものが今は好きに変わっている。

優越感もあるのかもしれない。

平日

勤めていた頃は、仕事のある平日は1番嫌いだった。

今は正反対。

平日が仕事の人は多いから、昼間はどこに出かけても空いている。

休日にはいつも混んでいるスーパーもショッピングモールも、ガラガラなのをみると気持ちがいい。

みんなと正反対の生活をしていると思うと嬉しくなる。

会社員の時は平日に有給なんか取ると、なんかソワソワして仕事のことを考えたり罪悪感があったが、今考えると完全に社畜脳だったと気づく。

家での食事

家で食べる食事は最高だと気づいた。

特に贅沢な食事ではないが、料理をする時間もたっぷりある。

とはいっても妻がほぼ作っているのだが、全く料理ができない自分でも少しはやるようになった。

昼食は自分が担当。

簡単なもので料理とまではいえないが、こんなものを作って妻が毎回喜んでくれる。

これが簡単でうまい。

毎日食べても飽きない。

オーブントースターを買ったら簡単にできるから、毎日サササッと作れる。

見た目も可愛いオーブントースターは買ってよかった。

ここまで毎日使っているから、これこそ意味のある買い物だと思える。

また夕飯は、サラダを作るのと米研ぎと炊飯セットは自分が担当している。

その他にフライパンやボールなど、食洗機に入らない大きい洗い物など。

勤めていた頃は、21時とか22時の夕食だったが今は早めの18時。

健康にもいいし、ゆっくり夕方のニュースを見ながらの夕食が楽しみの1つになっている。

安い買い物

平日の昼間は、どこの店も空いているからゆっくり品定めもできる。

食材はスーパーで主に買うが、時間もたっぷりあるから家から半径5kmぐらいのスーパーは、散歩がてらほぼ全部回ってみた。

そうするとそれぞれのスーパーの特徴が見え、この品物はあそこが安い、この日はここがお買い得、などとわかってくる。

だから食材ごとに買い分けができるし、食パンなんか安いところは買いだめ。

冷凍保存できるものは大量に買い特売日を逃さなくなった。

まさかこんな楽しみができるとは思っていなかったが、実際に安いものを見るとテンションが上がる自分になってしまった。

10円でも1円でも安く、っていう気持ちが無職生活には必須な意識だ。

読書

収入がほぼないから、お金のかかるものには意識がいきにくくなった。

といっても特にストレスも感じない。

今の生活にとても満足しているからかもしれない。

今はブログや動画投稿に夢中になっているからという理由もある。

それでも楽しみは他にも見つけたい。

お金のかからない楽しみとなると、手っ取り早いのが読書。

買うのではなく借りる。

我が家から徒歩5分ぐらいの距離に図書館があるのも幸いだった。

新刊から名書まで全て無料で借りられるのがたまらない。

今はネットから簡単に予約できるし、借りられる状況になるとメールで教えてくれるから、図書館を利用しない手はない。

さまざまな本を読んで、知識を広げられるし心が豊かになれるから本は素晴らしい。

勤めている頃も読書はしていたが、今はどっぷり浸かっている。

読むのはかなり遅い方だが、そんな僕でも月に6~8冊ペースで読めている。

読書にハマっていくと、読みたい本がどんどん増えてくるのも楽しい。

無職生活に入り嫌いになったもの

続いて無職生活に入り嫌いになったものをあげてみようと思う。

よく考えると好きになったものの正反対のものだけど、こんな感じです。

休日(暦状の休日や祭日)

休日はどこ行っても混んでいるから嫌い。

どこかの店も電車も繁華街もカフェも飲食店も、全て満席&ごみごみしている。

無理に休日に出かけなくてもいいからほぼ家にいるが、それでも必要な買い物がでた時などはとても嫌。

レジも並ぶし人も多い。

そう考えると「もう集団生活で生きていけないのでは?」と、ちょっとだけ心配する自分がいる。

極力休日は出かけないようにするため、平日にやるように意識をしている。

外食

外食は好きだけど嫌いになった。

理由はお金がないから。

当然の発想だが本音は好き。

働いていた頃のように週に1回は外食をしたいが今は無理。

だから嫌いになったというより、嫌いの部類にしておこうというのが正しいのかもしれない。

でも家で食事するのは好きだから、外食ができないというストレスは全くない。

ウィンドウショッピング

これも外食の感覚と一緒だが、無駄な出費は抑えたいからウィンドウショピングは極力しないようにしている。

もちろん平日にぶらぶらすることがたまにあるが、それでもあまり店内までは入らないようにしている。

でも本音は好き。

惣菜の食事

会社員の時は惣菜での食事が多かった。

仕事をしているとどうしても仕方がないが、今はほぼ惣菜での食事はなくなった。

ごくたまに食べる時もあるが、どれも味気ない感じがするようになった。

また我が家では健康のことも気遣って薄味なのもあり、惣菜はとてもしょっぱく感じるようになった。

健康的にもあまりよろしくないし、嫌いになって良かったかもしれない。

それでもごくたまには食べる。

角上魚類の寿司や成城石井でのレンチンするだけの惣菜だけは最高。

本当にたまにの贅沢。

最後に

ざっと整理してみると、やっぱり平日というところとお金にポイントがあるようだ。

人と同じ行動をするとどこも混むけど、安定した生活ができる。

人と同じ行動でなければ特権もあるがお金の心配がある。

1番いいのは時間もお金もあること。

今はなんとかお金を稼ごうと努力はしているが、なかなか時間とお金の両方を手に入れることは難しい。

それでも今の生活はほぼ満足しているし、なんといっても心の安定を感じている。

あとどれぐらいこの生活が続けられるのかわからないが、何としても時間とお金の自由を追い求めて実現したいと思っている。

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この記事を書いた人

1972年生まれ。
将来の夢はプロブロガー&ギターリスト。
外はおっさんでも中は夢を追いかける純粋な少年の心をもつ。
時間と収入の自由を追い求め今日も突っ走る。
夢を追いかけ追いつきます!

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