23年間勤めた会社を51歳で早期退職。
元々その気持ちはありましたが、まさかこんなに早く訪れるとは。
私個人的にはもう少し収入だったりこの先のことが固まってからとは思ってました。
でも想像よりも早くあっけなくこのタイミングが来てしまったのです。
勤めていた頃は会社のためにと早朝から夜遅くまで働いてきました。
自分で言うのもなんですが、かなり会社に貢献できたと思います。
しかし突然にこんなことが起きたんです。
私が所属していた事業からの撤退。
私がずっと新規から携わってきた事業からの撤退を機に、私は現場作業をすることになったのです。
小さい会社だから他に席がない。
そうなると現場仕事。
若い時はやっていましたが、20年以上もずっとデスクワーク。
それでもその時は辞めるつもりはなく必死に頑張ったのですが、20年以上ものブランクは大き過ぎた。
気づけば51歳。
力も体力もない身体で毎日こなすのがやっと。
体はあっちこっち痛いし、しまいには普通に歩くのがやっとの状態までボロボロになってしまいました。
そんな姿を見た妻が
「もうこれをきっかけに辞めれば。これ以上やったら倒れるよ。倒れたら意味ないじゃん」
っていってくれたんです。
さすがに私も身体があっちこっち痛くて普通に生活するにもままならない状況。
気力も弱っている。
これは退職して夢を追いかけろというキッカケかもと思うように。
そして51歳で早期退職したのです。
会社を辞めてから4ヶ月。
最近までずっと会社を恨んでいました。
死ね〜
全員死んじまえ〜
お前ら全員地獄落ちだ〜!
なんて。
そんな風に思う自分にも嫌になり気持ちを何度も切り替えようとしましたが、心のどこかに恨みがある。
俺はこれだけ会社に貢献してきたのに、最後はあんな仕打ちかよ。
絶対に許さない!
死ぬまでずっと呪ってやる!!
でも最近、本当最近になってその恨みがすーっと消えたんです。
このことがなかったらずっとあのまま定年まで働いていた可能性が高い。
もしそうだとしたら、途中で体を壊して倒れていたかも。
そうなった時に明るい老後生活を迎えられた可能性は低いかも
って。
素直にそう考えるようになり、会社に対しては恨みから「キッカケを与えてくれてありがとう」と思うようになったんです。
時間が解決してくれたんですね。
夢達成までにはまだまだ道のりは長そうですが、今は毎日チャレンジでき、また家族との時間が増え、ストレスがほとんどない生活を送れています。
会社よ、ありがとう!
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