最近は家飲みばっかりだが、月に1〜2回程度は外で飲む。
大体は駅周辺のどこかの居酒屋に行くのだが、最近は歳のせいか居酒屋の好みも変わってきた。
若い時は安くて量があればいいという短絡的な選び方。
51歳となった今は、飲み物にも食べ物にも店の雰囲気にもこだわるようになった。
何年前からだっただろう。
若い時とは嗜好が変わったと思う出来事が2つほどある。
まず1つ目は店の雰囲気。
いわゆるどこにでもあるようなチェーン店は若者が多い。
その若者のギャーギャーと騒ぐ声がとても耳障りになった。
それまでは全く気にならなかったのだが、ある日
うるさい
落ち着いて飲めない
って感情が湧いてきた。
大人同士が会話するガヤガヤ感はいいのだが、若者のギャーギャーはどうも・・。
そして2つ目は酒肴にも拘るようになってきた。
これもある日いわゆるチェーン店に行った時のこと。
酒を飲んで「マズイ」って感じた。
ビールも焼酎もサワー系もどれも。
それプラス食べ物も同じ。
ただチンしただけの味けのないつまみ達。
もちろんチェーン店だから仕方ないし、その分リーズナブルだし批判するつもりは全くない。
ただ最近の自分が受け付けなくなったのだ。
これらの2点を感じるようになってからはチェーン店には一切行かなくなった。
酒肴に拘る居酒屋を探すようになった。
別にそれは高いとか安いとかではなく、そこ独自の看板メニューや特徴があるお店。
ここの店はモツ煮がとか、ここは日本酒メインの店とか。
そういう何かに拘っている店は、酒肴をメインにしながら会話も楽しめる。
またほとんどギャーギャーと騒ぐ客もいない。
たまに若いお客さんとか見かけても、チェーン店で盛り上がっている若者のような飲み方はしていない。
今の自分にしっくりくる居酒屋。
50代になったならば、1軒ぐらいはそんな行きつけの居酒屋も欲しいところだ。
今のところ近所では2軒ほどある。
まだまだ開拓していないお店もあるから、少しずつ広げていきたいと思っている。
年相応のお店を。
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