最近読書にハマっている51歳。
早期退職をしてからは、時間だけはたっぷり出来たために読書もゆっくりとできるようになりました。
最近はブログで成功したいので文章術のような本ばかり読んでいますが、たまには小説なんかも読もうかなと思っていました。
話題の推理小説
小説を読もうにも何から読んでいいのかさっぱり見当もつかず。
それなら今までの有名なものを攻めるのか、それともこれを機会に全く読んでこなかった純文学を読むのがいいのか迷っていました。
たまたま妻がTikTokで話題になっている「N」が読みたいということで図書館で予約。
待ち人数がかなりいたので、数ヶ月は手元に来るまでかかるなと思っていたんです。
そうしたらあっという間に順番がきてしまった。
図書館に取りにいき妻に渡したところ
「やっぱり字を読むのは今辛いから読みたかったら読んでいいよ」とのこと。
なに~~~~!
これだけ順番待ちの人気の本なのに!と思いつつもラッキーなんて思っている自分も。
ということで小説は何を読もうか迷っている中で突然に現れ、それも話題になっている本ということで読めることに。
久しぶりに面白かった推理小説「N」
久しぶりの小説。
久しぶりと言っても多分30年ぶりぐらい。
どれだけ読んでこなかったんだって思います。
多分最後に読んだ小説は20歳ぐらいの時で、村上春樹とか龍とかだと思います。
そのあとはずっと読書から遠ざかり、またここ10年ぐらいで再開。
そこからはほぼ自己啓発本か文章術的なブログノウハウ系が中心に。
久しぶりに小説を読んで楽しめるのか?
と疑問も残しつつページを開きます。
全6話はどこから読んでもOK
最初に開くと説明が。
「N」は全6話から出来ており最初に全6話のタイトルと冒頭の文章がずらりと並べられているんです。
それらを読んで気になった物語から好きに読んでいっていいよ、と。
そして読み終わったらまたこのページに戻り冒頭の文章を読んで気になった物語をと。
もちろん最初から順番に読んでいってもOK。
なに。
そんなことをしていいのか。
新しい発想で遊び感満載ですよね。
ということで、私もとりあえず冒頭の文章で気になるものから読み始めることに。
逆さまに閉じられている
冒頭の文章を読んで気になった物語があったら〇〇ページへ!
と案内されるのでそこのページへ飛びます。
でもここでびっくりしたことが。
なんと!
ページが逆さまに閉じられているではありませんか。
最初うん!?なに・・・
って訳が分からなくなったんです。
印刷ミス?
って。
よく見たら1話ずつ逆さに綴じられていたんです。
なかなか凝っていますよね。
ちょっとドキッとさせられた51歳です。
どのストーリーにも共通する人物が出てくる
このどの物語から読んでもいいという設定。
ということは内容が繋がっているのか?と思いつつも、冒頭の文章を読む限り繋がっていきそうな共通点が見つかりません。
設定も違うし出てくる人物の職業や年齢、なかには国までもが違うストーリー。
でも2つ目の物語を読んでいて途中で気づきました。
物語に出てくる人物の中で他の物語にも出てくる共通の人物がいるんです。
なるほどそういうことか。
各ストーリーに出てくる共通の人物
そこから面白いなって思ったのが、その他のストーリにも出てくる共通の人物です。
全6話全て共通の人物ではなく、例えばA話とB話に出てくる共通の人物がCならB話とC話に出てくる共通人物はCではなくDといった感じ。
A話では人物Cは脇役だったのにB話では人物Cは主人公といった具合に、共通する人物の立ち位置が違うところも面白い。
共通する人物はどちらの物語でも同じキャラ設定なのですが、物語によって主人公が違うので見る視点が変わるんです。
共通人物Cのこちら側とあちら側みたいなことです。
言ってることがよく分からなくなってきたので、あとは実際に読んで楽しんでいただければいいかと。
最後に
久しぶりに読んだ小説。
やっぱり物語はいいですよね。
自己啓発本やブログに関係する文章術やマーケテティングなどばかり読んでいましたが、たまには小説を読むのもいい刺激になります。
いつもの脳の違う部分を使って読める感じです。
これを機に小説も少しずつ読んでいこうと思った51歳でした。
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