ガスト。
安くて美味しいファミリーレストランですよね。
昔はよく行ってたのですが、ここ数年は行ってなくて先日久しぶりに行ったんです。
そうしたらびっくりしたことがいくつかありました。
久しぶりに行くといつの間にか時代は変わっている。
そんな気持ちになりました。
自分の頭の中だけは数年前のガスト。
そして今のガスト。
そこにギャップが生じたんです。
席案内がない
まずは1番最初のびっくり。
店内に入ると店員さが
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
って出迎えてくれるじゃないですか。
あれがない。
店内に入って店員さんが誰も来ない。
あれ!?
って。
数十秒待っても来ないので、勝手に入って勝手に好きな席に座りました。
何かあれば言いにくるだろうって気持ちで。
でも全く来ない。
なんか肩透かし食らったようでした。
注文はタブレットメニューから
席につくなりメニューを広げると、注文はタブレットからとの説明。
そこから注文したい画像をタッチしたり、メニューに書いてある商品番号を入力したりで注文する方式。
「ヘェ~ここまで進んだんだぁ~って」
今まで他の飲食店や居酒屋では、このタブレットから注文することは経験したことがあったので抵抗はなかったのですが、まさかガストまでこうなるとは。
でもよく考えたらチェーン店こそやるべきだなぁって。
さすがスカイラークグループ。
ロボットが主流になっていた
そして最も驚いたのが、ウェイター的な役目がロボットに変わってる!
これにはびっくり。
私の記憶は、料理ができたら店員さんが両手にいくつもの料理を上手に抱えて持ってくるイメージ。
その光景が一切ないんです。
全てロボット。
行った店では同じロボットが3機ぐらいあり、あちらこちらに料理を運んでいました。
すごいですよね。
その席まで行くとピタッと止まる。
ドリンクバーなどで席を立ち、向かいからロボットと鉢合わせるとピタッと止まる。
完全に便利で安全なものに変化している。
おじさんびっくりです。
でもちょっと笑ったことが
そのウェイター的な役目を果たすロボット。
ちょっとクスって笑ったことがあったんです。
それは多分ジョッキグラスなのでお酒系の飲み物だと思うのですが、ロボットに乗せられていて動いていたんです。
私がいた席の横を通った時になんとそのジョッキが、ロボットの上で横に倒れた状態で注文した席まで向かっているではありませんか。
多分どこでジョッキが倒れたのかは分かりませんが、そのまま注文した席の前でピタッと止まリました。
もちろんジョッキは横に倒れ、中の飲み物はロボットの上でびちゃびちゃ状態。
頼んだお客さんは呼び出し音を押し、店員さんが謝って新しい飲み物を持って行ってましたが、ちょっとクスッと笑ってしまいました。
ロボットの食べ物を置くスペースは、ただの平らなトレー状態になっているだけなので倒れることもある。
まだ詰めが甘い設計に少し愛着が湧きました。
会計が無人
会計も無人でした。
現金で払えるレジと電子マネーで払えるレジが2種類。
私は電子マネーで支払いましたが、もちろん無人でもポイントなんかを付与できます。
ここまで来ると人がやることは
- 料理を作る
- できた料理をロボットに乗せる
- 退席した席を片付ける
- トラブルがあった時に対応する
この辺だけなので、働く側から考えてもやりやすいのではとも感じました。
これからどんどん増えるんだろうなぁ
こういう飲食店は、これからどんどん増えると実感。
もちろん人不足解消にも効果的だし、ものを運ぶという重労働も代わってやってくれるので、とてもいいことだと思います。
そのうちロボット自身が、我々と直接会話する時代も近いうちに来るんでしょうね。
自分が残っていたガストのイメージは、ガラリと変わった出来事でした。
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