電気代が今月2024年6月の使用分から値上げされると報道されていますね。
最近はいろんなものの物価高が続き、さらに電気代まで上がるなんて酷な話です。
給料は上がらないのに出費だけが上がったら、たまったものではありませんよね。
でも事実なのは間違いないので、電気代がどのぐらい上がりいつまで続くのか?
また対策などを考えていきたいと思います。
電気代が2024年6月から値上げ
電気代が今月の2024年6月から値上げするとニュースで報じられています。
その背景とはどうなっているのでしょうか。
電気代値上げの理由
今回の電気代値上げの理由は、主に2つあげられます。
まず1つ目はエネルギー価格の高騰です。
そして2つ目は、2023年2月から政府による補助金が終了することにあります。
どのぐらい上がる?
電力大手10社による7月に請求される(6月の電気使用分)電気料金は、平均的な家庭で6月の請求分と比較すると以下のようになっています。
電力会社 | 平均的な家庭の請求分 | 前月比 |
---|---|---|
北海道電力 | 9,523円 | +409円 |
東北電力 | 8,855円 | +419円 |
東京電力 | 8,930円 | +392円 |
北陸電力 | 7,758円 | +402円 |
中部電力 | 8,691円 | +346円 |
関西電力 | 7,664円 | +468円 |
中国電力 | 8,514円 | +453円 |
四国電力 | 8,595円 | +460円 |
九州電力 | 7,551円 | +450円 |
沖縄電力 | 9,663円 | +616円 |
いつまで続く
電気料金に詳しい電力中央研究所の筒井美樹副研究参事によると
「政府による激変緩和措置が終了し、補助がなくなった分、料金が高くなっている。一方で、火力発電に使われる燃料価格をみると、LNG=液化天然ガスの価格が下がっているので、その分が多少、相殺する形になっている」
としています。
ただ今後の見通しとしては
「LNGの価格と連動する原油の価格が、昨年末くらいから上昇傾向となっているため、LNGの価格もタイムラグを伴って上昇し、その影響で電気料金は一段と上昇する可能性が高い。また、円安の影響も徐々に出てくることが考えられる。これから夏に入って電気の使用量が増えると支払額も増えると思うので、むだな消費を減らすことが大事だ」
としています。
円安が原因なのも痛いですよね。
電気代値上げ対策は何がある?
当分電気代値上げが続くと予想される中、電気代値上げに対しての対策はどのようなものがあるのでしょうか。
すぐにでもできる対策をみていきましょう。
節電
まず浮かぶのが節電対策。
家庭においての電力消費が多い割合は以下のようになります。
- 1位 エアコン
- 2位 冷蔵庫
- 3位 照明
電力消費が多い家電から節電を意識すると効果的です。
・遮光カーテンなどで日差しをカットする
・扇風機やサーキュレーターを併用する
・無駄に冷やしすぎない
・ものを詰め込みすぎない
・適切な温度設定をする
・無駄な開閉はしない
・人がいない部屋の電気はつけない
・こまめに電気を切る
など。
料金プラン・電力会社の見直し
今はいろんな電力会社や各社で電気料金プランが用意されています。
料金プランの見直し
家庭の電気使用状況に合わせて電気プランを選ぶことも大切です。
電力会社によってプランはいろいろ用意されています。
電気料金が時間帯や使用料によって異なるプランも。
例えば昼間は家族全員が出かけてほとんど使わない家庭なら、夜の使用料金だけ割引されるものもあります。
調べて適したプランに変更するなどが効果的です。
電力会社の見直し
2016年から始まった電力自由化により、様々な電力会社が参入しています。
それぞれの電力会社のプランを比較して、より家庭に適したプランのある電力会社を使う方法もあります。
例えば30分ごとに料金単価が変動するプランなんかも。
こちらの電力会社なんかチェックしてみるといいかもしれません。
まとめ
2024年6月からの電気代の値上げのニュースは耳が痛いです。
それに加えガス代も値上げをするとの情報。
これを機に断捨離ではないですが、生活全体を見直し無駄を少しでも省くようにしたいですよね。
いやぁ~でも頭の痛いニュースばかりです。
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