銀行のATMで現金を引き出した時に起こった悲劇！すぐ済むはずが、こんな時間に…

ある日、現金を引き出すために銀行のATMに行った。

ATMに行く時は極力日時を選ぶ。

五十日、週明け週末、朝一、お昼時間帯の前後は避ける。

人の混まない時間帯に行き、チャチャっとすぐに終わらせたいためだ。


この日もこれら以外の日時に銀行のATMに向かった。

ATMには待っている人がいない。

すぐに空いているATMに向かいキャッシュカードを入れて必要な額を引き出した。

現金が出てくる。

普通はここで終わりである。

でも悲劇が起きた。


まさか！こんなことになるなんて・・・


全く予想だにしていないことが起こったのだ。

ATMで現金引き出しからの悲劇

銀行で現金を引き出す際には、人が並んでなくすぐにATMにありつければわずか数分で終わる。

だから日時はいつも意識し、並ばずにすぐに終わるようにしている。

でもこの日は違った。

まさかこんなに時間がかかるとは。


引き出す現金は10万5000円。

明日、人様に直接渡す必要な現金。

預金額もちゃんとあるからATMにキャッシュカードを入れて10万5000円と数字を入力するだけ。

あとは現金が出てきて終わりだ。

ただこれだけのこと。

でも現金が出てきて悲劇が起こった。

その問題を解消するまで、こんなに時間がかかるとは全く思ってもいなかった。

小一時間かかってしまった内容

なぜ数分で終わるATMでの現金の引き出しから、問題が解消するまで小一時間もかかってしまったのか。

その理由と原因は以下の通り。

新札と旧札が混じっていた

引き出した10万5000円。

なんとATMから出てきた現金に問題があった。

それは一万円札が10枚と千円札が5枚。

間違ってないのだが、人様に直接渡すお金。

5000円は五千円札1枚で出てきて欲しかった。

それプラス10枚の一万円札に1枚だけ新札。


これってどうなの？

見栄えがめちゃくちゃ悪いじゃん。

福沢諭吉9人の中に1人だけ渋沢栄一って・・

ありえないでしょ。

どう見たって嫌がらせだよ。

何この見栄え。


実際に初めて新札を手にしてチョットだけ嬉しかったけど、それと同時に「これはないよ！」という気持ち。

どちらかに揃えて欲しかった。

福沢諭吉10人か、渋沢栄一10人。

プラス五千円札も。

すぐに替えてもらおうと思い、店内に立つ銀行員に声をかけに行った。

質問をするのも並ばなければならなかった

すぐさま店内に入り、入口付近にいた銀行員に声をかけた。

と同時に

「予約をされていますか？」

「いや、してないです」

「それではあちらにお並び下さい」

「いや、ちょっと質問なんですけど」

「ではあちらにお並びください」

「えっ、ちょっとした質問もわざわざ並ぶんですか？」

「申し訳ございません」


何これ？

そんな10秒ぐらいの質問もわざわざ並ばなければならないの？

単純に「ATMでの引き出しで新札か旧札どちらかで揃える方法は？」って聞くだけだったのに。

こんなに銀行はちょっとした質問もその場で聞いてくれないんだって思ってしまった。

並ぶ場所は、入口付近に２列のパイプ椅子が縦に並んでいる。

右の1列は予約している人用で、左の一列は予約していない人用。

もちろん予約なんてしていないから左の椅子に座るが、もうすでに2人座っていた。


マジかよ～

ここからどのぐらいかかる！？

ATMでは五千円札がでいないと初めて知った

自分の番が来るまで15分ぐらいかかっただろうか。

やっと自分の順番が来て、さっきの質問をした。

旧札でも新札でもどちらでもいいが10万5000円をどちらからの札で【一万円札x10枚】＋【五千円札x1枚】で欲しいということを。

その返事はこんな内容だった。

でも結局は、五千円札はATMからは出ないので窓口でやらなければならないのは確定。

ここの銀行の口座を持っていれば、1日のうちで両替は3回だか5回だか忘れたが無料でできるが、それ以上は手数流がかかるということも言われた。


面倒くせぇ～


でも明日、人様に直接お渡しする大事な現金。

そんなことは言ってられない。

両替する用紙を貰い必要事項を書くことに。

窓口でも保証はできないと・・

プラスこんなことも言われたのだ。

窓口で両替をしても結局は機械で出すので、そこから出る現金は新札か旧札を指定できないので何度か手続きをする可能性もあるとのこと。


何それ～！！


「じゃあ、その時はまたこの紙に書いておなじ手続きを窓口でやるんですか？」

って聞いたら

「その時は申し訳ございませんが・・」

との回答。

どんだけ融通が効かないんだと落胆しながらも、やらないと何も進まないので窓口の順番札をもらった。

2度呼ばれるまでの待機時間

ここからがまた長かった。

窓口手続きの番号札をもらって呼ばれるまでが長い。

30分ぐらい待ったであろうか。

やっと呼ばれて必要書類と両替してもらう新札の一万円札1枚と旧札の千円札5枚を出した。

一応丁寧な言葉で

「一回で両替できることを願ってます。旧札の一万円札1枚と旧札の五千円札1枚の両替をお願いします。」

と伝えた。

「かしこまりました。それではまたお待ちください」

と機械的な対応。

そこからまた呼ばれるまで待つ。

これも長い。

待っている間は本当に暇だ。

こんなことになるなら本を持ってくれば良かったと後悔する。

最近スマホで時間を潰すことがつまらない。

それでも手持ち無沙汰からスマホでSNSなどを見て時間を潰す。

呼び出し番号が示される掲示板を時折何度も見る。

自分の番号まであと3つ、あと2つ。

ここから急に間隔が伸びたりしてさらにイライラ。


あ～やっぱり銀行は面倒くさい。

なんでこんなに時間がかかるのだろう。


特に次の用事はなく急ぐ必要はないのだけれど、やっぱり待つという行為はイラつく。

10分ぐらいだったろうか。

やっと呼ばれドキドキしながら窓口へいく。


「どうぞお座りください。こちらになります。」

そこに見えたのはなんと！

旧札の一万円札1枚と旧札の五千円札1枚。

それを見た途端

「1発でOKだったんですね。ありがとうございます。」

と自然と言葉が出た。

最後に

いやぁ～飛んだ悲劇だった。

ATMでサクッと終わるはずだったことが、1時間ほどかかるとは。

でも人様に直接渡すお金。

きっちりと揃えないと失礼にあたるので、なんとか事なきを得てほっとした。



今回知ったことを最後にまとめておきます。

どちらかにお札を揃えたい時は、ここを知っておけば僕みたいな悲劇には合わないので、窓口を予約して窓口から引き出すことを強くオススメします。