僕は音楽が大好きですが、現在の仕事や生活のリズムだとなかなかゆっくり聴く時間が取れません。
週末ランナーの僕は走りながら聴く時間は音楽に没頭できる至福のひと時でもあります。
2時間弱の時間に録りためた曲をシャッフルで流し、次に何が流れるか分からない状況でかかってくる曲はワクワクさせられ、また最初から最後までしっかり聞いてなかったような曲もじっくり聴くと新しい発見だったり新たな魅力に出逢います。
ブルースロックが好きですので少々偏りがあるかもしれませんが、和洋・新旧・ジャンルを問わず私がいいと思った曲は取り込んでいるので、その中からその日聴いたいいと思う曲または印象に残った曲を紹介したいと思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは
【今日のお気に入りの1曲♬】
『胸が痛い』憂歌団
こちらのバンドは今は解散してしまいましたが、関西のブルースバンドです。
僕が初めて知ったのは今から25年前くらいの時です。
テレビで【ロック鳴館】という番組が放送されていました。
その番組は司会をムッシュカマヤツ氏とジョニー吉長氏というロック界のレジェンド2人がやっていました。
毎回ゲストにミュージシャンを呼び、話をしたり一緒にセッションしたりする今では信じられないとても素晴らしいロック番組でした。
この曲はゲストに憂歌団が呼ばれた時に知った曲です。
会話をしている憂歌団はただのおっさん連中で、ギャラはほとんど飲みに全部使ってしまう的な話をしていました。昔のミュージシャンって感じで関西弁だし面白い人達だなぁ〜と思っていた程度に見ておりました。
しかし演奏が始まると、さっきの会話からは全く想像もできない雰囲気でブルースを演奏し始めるではありませんか!
もうそのギャップにやられてしまい見入ってしまったのです。
その中で特に印象に残っているのがこの曲です。
切ない歌い出しだったり、サビに行った時の心の叫びか聞こえてきそうな歌い方。
ヴォーカルの木村充揮氏のしゃがれ声がとても魅力的です。
またギターの内田勘太郎氏はギターテクニックが凄いです。ボトルネックも元来のビール瓶やコカコーラ瓶を使用している徹底ぶり。
本物のブルースマンです。
他にもいい曲がいっぱいありますが、間違いなく日本を代表するブルースバンドの1組だと思います。
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