私は音楽が好きですが、現在の仕事や生活のリズムだとなかなかゆっくり聴く時間が取れません。
週末ランナーの私は走りながら聴く時間は音楽に没頭できる至福のひと時でもあります。
2時間弱の時間に録りためた曲をシャッフルで流し、次に何が流れるか分からない状況でかかってくる曲はワクワクさせられ、また最初から最後までしっかり聞いてなかったような曲もじっくり聴くと新しい発見だったり新たな魅力に出逢います。
ブルースロックが好きですので少々偏りがあるかもしれませんが、和洋・新旧・ジャンルを問わず私がいいと思った曲は取り込んでいるので、その中からその日聴いたいいと思う曲または印象に残った曲を紹介したいと思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは
【今日のお気に入りの1曲♬】

【Laundromat】 Rory Gallagher
この方は知る人ぞ知る70年代を代表するブルースロックギターリストの1人です。
アイルランド出身で後にソロ活動になりますが、その前はテイストというトリオバンドを組んでいて、エリッククラプトンが在籍していたクリームのライブの前座をやっていて注目されました。
私が初めて知ったのは20歳前後に音楽仲間から貸してもらったライブの映像です。
彼のトレードマークでもある塗装がボロボロに剥げたサンバーストのストラトを弾く姿を見て、とても衝撃を受けたのを覚えています。
トリオバンドとは思えない音の厚みにストラトとは思えない音の太さ。そしてとてもパワフルですが甘い声のヴォーカル。
1発でノックアウトです。
この衝撃でアルバムを全部揃えたくらい虜になってしまいました。また当時の私はギターのアドリブが全くできなかったのですが、スケールを覚えアドリブの楽しさを知ったのも彼の影響です。
トリオバンドにエレキピアノが入ってる編成でやっていた時期もあり、ギターソロとエレピソロのコラボもとてもかっこよく、同じような編成のバンドを組んだこともあるくらい好きになりました。
また3コードの曲が多くブルースロックの魅力を教えてくれた最初のギターリストでもあります。
このLaundromatは彼のソロファーストアルバムの1曲めで、ギターのリフから始まり6連のリズムでとてもスピード感がありカッコいいナンバーです。
ギターの音はほとんど歪んでませんが、ロックを感じる曲でもあります。
Rory Gallagherを初めて聴く方は是非この曲から聴くことをおすすめ致します♪
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