要介護5の義母を在宅介護して早12年目!!頑張ってきて今おもう事

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私達夫婦は結婚してからずっと介護という現実に向き合ってきました。
妻の母は60歳の時に脳出血で倒れました。
それがきっかけで半身麻痺となり寝たきり生活が始まりました。寝たきり生活と言っても意思はしっかりとあります。当時は会話もでき、食事も右半身は動かせましたから自分で食べる事も出来ました。
今現在は四肢麻痺になり、気管切開もしておりますので声が出ません。それでも意思疎通はでき、何か話す時は口をパクパクさせます。
口からは食べられませんが、お腹から管を通す胃瘻(いろう)ではなく、より深く入れる腸瘻(ちょうろう)というものをしております。その理由は管から入れた栄養や水分を吐いた時に口まで上がらないように用心するために胃瘻ではなく腸瘻にしたのです。
口から吐いてしまうと肺炎になりやすく、特に高齢者には致命傷になりかねません。最悪、死にまで至ってしまうのです。
在宅介護を始めて12年の間には色々なことがあり過ぎて本を1冊書ける程です。危篤に陥った事も数回ありました。
そんな義母もこの前の11月には無事に78歳の誕生日を迎える事が出来ました。
これも現在支えてくれている先生・看護師さん・介護ヘルパーさん・歯医者さん・入浴のスタッフさん達・そして現在のケアマネジャーさん達の力が大きいと思います。
今支えてくれているメンバーの方々はベストメンバーだと思います。
それもひとえに妻の努力があったからだとも思っております。
介護の世界はまだまだ発展途上のレベルでかなり低いものだと実感しました。もちろん中にはとても優しく心から家族の気持ちになって診てくれる方もいますが、まだまだ・・・。
今まで何回も何回も妥協せずに自分らが気に入るスタッフに出会うまでは探し続けてきました。
0人になった事も何回もありました。
その時は私と妻で睡眠時間を削ってまで、頑張って義母を診続けてきました。介護をやりながらの生活は自分らの生活までぐちゃぐちゃになるほどのとても大変な事です。
それでも諦めずにやり続けたのは、必ず良いメンバーに会えると思い諦めなかったからだと思っております。
その時諦めていたら今頃義母は亡くなっていたと思います。
そんなこんなで何とか現在は理想だった介護と私達の生活の両立をベストな状態でできていると思います。
ここまでの道のりはかなり濃く、今考えてもかなり過酷なものでしたが今はとても幸せです。
義母は元気。私達もその過去の壁を乗り越えてより絆が深まった気が致します。
少しでも長く義母には生きてもらいたいと思います。
今後は介護をやっている方への参考になるような情報を少しでも発信していければなぁ〜と思っております。
介護をやっている人にしか分からない苦しさや悩みはあります。
そんな方々にも少しでも楽になれるような何かを届けていきたいと思います。
全国の介護をやっている方へ。
絶対に諦めないでください!

道は必ず拓けます!!

どん底の後には明るい未来しかありません!!!
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