こんな施設が本当にあった恐ろしい事実 その2【在宅介護ストーリー ~限界を遥かに超えた異常なまでの生活~vol.6】

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恐ろしい事実5


ある面会に行った日、義母は2Fの部屋にいたのですが、エレベーターに乗り扉が開くと廊下に入所者さん達が一列になってズラッと並んでいました。

一列に整列です。

何事かと思い見ていたらその中にも義母がいたのですが、はじから順番に歯磨きタイムでした。

いわゆる歯磨き整列です。

職員さんが歯磨き用のウェットティッシュを人差し指に巻いて、入所さん達の歯を奥から歯並びに沿ってグイッと一回撫でるだけ。

1人にものの5〜10秒程度で、整列している入所さん達を順番に次々と処理していきます。

これにはとても切ない気持ちになりました。

忙しい作業なので大変なのは分かりますが、歯磨きになってません。

形上だけ、歯磨きやってますよ〜!的な感じにしか見えませんでした。

それ以来面会に行った日は僕達が義母を洗面所に連れて行きしっかりと磨く様にしました。



恐ろしい事実6


フロアの一角に『コの字』のカウンターがありヘルパーステーションがあります。

そこにはテレビもあり憩いの場の1つとして『コの字』のカウンターを囲む様に入所さん達が常に集っています。

ある日何気なくそこを見てみると、『コの字』のカウンターの中にヘルパーさんが座っていたのですが、何と出前の寿司を食べていたのです。

もちろん何を食べてもその方の自由ですが、周りに集っている入所さんの中には、食べている姿を羨ましそうに見ている方もチラホラいらっしゃいました。

また何と!!

食べ終わった後にそのままそこでタバコを吸っているではありませんか!!

『コの字』のカウンターの周りに集まっている入所さんの真ん中から煙がプカプカ立っていました。

さすがにこの施設はヤバイと思った一場面でした。



恐ろしい事実7


ある面会に行った時の事、施設では食事の時間帯でした。

食堂の義母の所へ向かい、またまた驚愕しました。

当時はまだ右手だけは自分で動かせ咀嚼もできる状態だったのですが、しっかり食べれるわけではなくある程度食事補助が必要でした。

しかし行った時には誰も横についておらず、車椅子に乗った義母は一生懸命スプーンで口まで運んでいたのです。

しかし半分以上の量の食事が、前にかけていたエプロンの上にこぼれていました。

ほんのわずかの量のスプーンの上に乗った食事を、一生懸命に口に運んで食べていました。

とても可哀想でこんなのが毎日続いていたと思うとやるせない気持ちになりました。

半分の量も食事ができていない。ましてこの時は食べるのが1番楽しみだっだので、心が締め付けられる思いでした。

こんな悲しく、切なくなる事がたくさんあるとは…
結局施設とはこんな感じなのか…
やるせない気持ちでいっぱいでした。

しかしまだまだ他にも恐ろしい事がある施設でした。



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