気管切開をしている家族を介護するものにとって喀痰吸引器は必須アイテム。
その吸引器もかなりの高額ですよね。
先日、わが家で長年使用していたメインの吸引器が調子悪くなってきました。
吸引力が下がってきたのです。
これはそろそろ新しいものを購入しないと、と思いネットで探したらなんと! 5万円前後と結構するんですよね。
そこで何か補助制度がないか調べてみたんです。
そうしたらあったんです!
結果を言ってしまえば最新機種の吸引器を無料で手に入れられたんです。
この制度を知らないとかなり損をします。
今回のこの記事では簡単にどんな流れで手に入れられたのか、ご紹介したいと思います。
日常生活用具費支給制度
実はこんな制度があったんです。
自治体のホームページの福祉の障害者支援の欄には日常生活用具費支給制度というものが。
日常生活用具とは
障害者が日常生活をしていく上で、その障害を軽減し自立した生活を支援・実現するための用具のこと
各市町村により違うので確認が必要
早速自分が住んでいる市役所の障害福祉課に電話で相談。
電話口で調べて分かったのですが、実は調子悪くなった吸引器を当時購入した際に、この制度を使っていたみたいです。
しっかりと履歴が残っていたようで、前回から5年経っているのでまた新しいものを調達できるとのこと。
ここで注意したいのは各市町村により条件が異なるので必ず確認して下さいね。
紹介された事業所に電話
障害福祉課に電話をすると事業所を何社か紹介してくれます。
自分で事業所を選びそこで手続きをしていきます。
今回はこんな感じで電話をしました。
1社目に電話
理由を話したら1番最新の吸引器だと補助額をオーバーするので1つ前の型になるとの返事。
そこを何とか! と頼み込んだら上司と相談してきますと数分保留にされその後特別に最新機種でいいとの回答。
ただ納品までに1週間かかると言われ一旦保留。
2社目に電話
やっぱり同じ返事で1つ前の型になるとのこと。
さっきかけた事業所では特別にいいよと言われたことを話すとOKに。
納期を聞いたら明日の朝まで必要書類を用意しておいてくれたら家まで取りに行って朝一で役所に手続きに行ってくれるとのこと。
ここの事業所で即決定!
なんと納期は明後日ということ。
結果、問い合わせのこの電話の時点から2日後には1番新しい吸引器が無料で手に入ったんです。
やっぱりなんでもそうですが、特に介護はスピード命ってところありますよね。
まとめ
次の日の朝には役所に出す必要書類を自宅まで取りに来てくれ納品までに2日。
これは介護をやるものにとってはかなりありがたかったです。
介護をする我々にとって役所に出向くだけの労力や時間がある人ってなかなかいませんよね。
ほんのちょっとの外出だからと思われるかもしれませんが、気管切開をしている要介護社が万が一痰が上がって吸引をしない状態が続くと最悪窒息してしまいます。
その時に留守にしていたら…と思うと恐ろしいですよね。
そう言った意味では、かなり手配から納品まで全てをやってくれ一歩も外に出ず即ゲット。
全ての業者がここまで動いてくれるかは分かりませんが超ラッキーな手の入れ方ができました。
喀痰吸引器を使用して「もうかなり経つなぁ〜」と思いの方は、故障する前に自治体のホムペや電話で問い合わせをし新しい吸引器をゲットした方が絶対にいいですよ。
先に個人的に購入してしまうと補助が下りないので注意して下さいね。
詳しい記事はこちら👇
コメント