ランナーもコロナ対策を。そんな声がマスコミやあちらこちらから聞こえて来た。
僕は週末ランナーだが、最初この声を聞いた時には他人事の様に聞いていた。だって外で走っていて、人込みの中を走っているわけではないし、細かい事いいすぎだよ!って具合に。
こんにちは。ハルフィクション(@harufiction)です。
そんなことを思っていた僕も、この前の祭日に初めてコロナ対策でマスクをつけて走ったのです。
なんでそうなったのかの理由と、実際にマスクをつけて走ってみた感想などを書いてみたいと思います。
初めてマスクをつけて走った理由と感想
冒頭に書いたように使い捨てマスクをつけて走ってみました。
マスクをつけて走ったキッカケ
マスクをつけて走るランナーが増えて来た
いつものコースをだいたい同じ時間に走っているので、いつも走っているランナーが分かってきます。
そのランナーたちが、日に日にマスクやフェイスマスクをつけて走る人たちが増えてきて、逆に何もつけないで走っている人の方が目立ってきました。
自分だけ防ぐだけではない
大きな勘違いをしていました。もちろん自分がうつらない様に防止するものですが、仮に自分がコロナに感染していたら周りにまき散らすことになる。
その防止策もあるのでエチケットとしてマスクをつけて走りましょう、と誰かが何かで言っているのを見て同感したからです。
飛沫距離が想像以上
この前テレビ番組の『サンジャポ』で観たのですが飛沫距離が半端なく長いらしい。
仮に自分の前に人がいたとして、気流に乗って後ろにいる自分に飛んでくるらしい。
歩行時だと5m、ランニング時だと10mも前の人の飛沫が飛んでくるとの事。
これにはびっくりしました。前に人がいたらとにかく離れる。
でも自分より遅いペースの人だったら抜かしたい時に困りますよね。そんな考えもよぎりました。
マスクを実際につけて走ってみた感想
早速普通の使い捨てマスクを着用しスタート。
最初は呼吸が浅いような感じで違和感を覚え、いつものペースを守るように意識しながらの出だし。呼吸が浅い感じなのでペースがいつもより遅くなってしまいます。
すぐに慣れましたが、マスクをつけていない時よりも若干力を入れた走りをしないとペースがどんどん落ちてきます。その状態で5~6Kmぐらいまではいけましたが、その後に異変が。
マスクに汗が染みこんだのと呼吸がだんだん荒くなってきたので息を吸い込む力が増してきます。そうすると吸い込んだと同時に、マスクも口の中に入ってきて呼吸がしづらくなってきました。
鼻の方は完全にマスクが張り付いているので口呼吸のみですが、吸い込んでも吸い込んでも空気が入って来ません。
走りながら片手でマスクを膨らませ、横から空気を入れながらの繰り返しで走る羽目に。
片手が塞がるとランニングフォームも崩れます。何とかマスクをちょこちょこ膨らませながら走りますが、息を吸うたびにほぼ空気が入ってこなくなり窒息寸前までに。
とうとう身体が動かなくなり途中でランニングをやめました。
完全に普通のマスクでは走れないと実感。
今後の対策
普通の使い捨てマスクは完全に無理です。窒息してしまいます。
走り終わった後は酸欠なのか頭痛までしたのでもう懲り懲りです。
でも次の対策を考えないとリスクを背負ったランニングをやるわけにはいきません。
今ではフェイスマスクやフェイスカバーというモノが売っているみたいなので購入してもいいかもしれません。
が、僕は人通りがほぼないコースを走るか、人通りが少ない時間帯を選び走ろうと思います。
やっぱり呼吸が浅いとかなりきついです。
最後に
そんな感じで自分の意志が決まりました。
今回の体験で健康的に走っているのに苦しくなりながら走るのは、果たして健康にいいことなのか疑問を覚えましたが、何やら心肺機能を鍛えるにはいいみたいですね。
とりあえず人通りがいないコース&時間帯をやってみて、それでも人がある程度いるようならフェイスマスクかフェイスカバーをするしかないと頭の片隅で思っております。
1日も早く収束してほしいですよね。
皆さんもよいランニングライフを。
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