僕が愛用している手帳。
毎日のデイリーページには著名人の格言が日別に載っています。
励まされる言葉や心に突き刺さる言葉など毎日手帳を開くとまず目を通すのですが、先人たちの教えには学ぶべきことが数多くあります。
特に心に残るような言葉をピックアップして人生のステップアップに繋がる糧にすれば、さらに充実できそうですよね。
印象に残る格言を胸に自分自身の成長に繋げていきたいと思っています。
皆さんもそれぞれ気に入っている言葉など座右の銘を持っているかと思いますが、僕なりの意見をご紹介したいと思います。
今回の格言は
『たくさんの人が本当の幸せがどういうものであるか誤解している。幸せは自己欲求を満足させることではなく、価値ある目的に忠実に取り組むことを通して得られるのである。』
ヘレン・ケラー
ヘレン・ケラーとは
ヘレン・アダムス・ケラーは、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家である。 視覚と聴覚の重複障害者でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした。
ウィキペディア より
すごいですよね。視覚と聴覚両方に障害を持ちながらの活動。
もし自分が同じような身体だったらどうなるんだろう!なんて考えもつかないような状態での活動の源はどこにあったのでしょうか。
福祉活動のほか政治活動もしていたというからびっくり。
バイタル溢れる方だったんですね。
もちろん悪いことではないですが、果たしてモノが手に入れば本当に幸せなのか?ということを考えさせてくれる格言です。
目的が叶えば幸せになるように感じますが、ヘレンケラーはその目的に向かう過程での経験で幸せを感じると説いています。
確かに目的へ挑戦すると一つの壁や大きな山にぶち当たります。それを色々試行錯誤して乗り越えていく。
そんなところに幸せを感じるのでしょうね。
幸せと言っても人それぞれですが、とても深い本質をついているように感じます。
確かにどうしても欲しいモノがあってやっと苦労したモノでも、その一瞬または暫くは幸せを感じるかもしれませんが、すぐにその幸せ感は薄れてしまいます。
本当に幸せと感じるのはこの格言が示しているように、目的に向かっていく途中の過程にあると思います。
その過程で起こるつらい事や、もがいて苦しんで乗り越えていく経験や学びにこそ幸せを感じる。
まさにいろいろな経験は人生の財産ともいえますよね。
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