【介護用語】難しい言葉を我が家の実例を挙げてご紹介 今回は『喀痰』

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『嚥下』『誤嚥』 
なんと呼ぶか分かりますか?
難しいですよね。
意味は?
分からないですよね。
少なくても最初見たときは僕は全く分からなかったです。
介護で使われる専門用語。
漢字を書くのが難しい言葉も多いですよね。
介護に携わる方、とくに老老介護をしているご家族は理解しにくいと思います。
そこで今回は要介護5の義母を在宅介護で看て14年目の僕が、普段よく使う言葉をピックアップしてみました。
普段どんな時に使用しているのか我が家の実例を挙げてご紹介したいと思います。
この記事で理解を深めてくれて難しい専門用語に少しでも身近に感じてくれたら幸いです。

今回は喀痰について説明したいと思います。

 

目次

喀痰

 

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痰を吐く(喀出する)こと、または吐いた痰のこと。病気の兆候として、痰に血が混ざったり(血痰)、量が多くなったりする。痰がからむとゼロゼロという音がする。痰を喀出しやすくするためには水分の接種を促す。 

喀痰=かくたんと呼びます。

高齢になればなるほど喀痰いわゆる『たん』が出やすくなります。

若い人なら風邪をひいたときなど痰が出たりする、あの喉の奥から出てくる唾の塊のようなもの。

この喀痰が年齢を重ねると風邪などひかずとも出やすくなってくるのです。

ちょっと汚い話ですが、イメージとしてオジサンなどがよく「くわぁ~っ ぺっ」みたいにやるあの感じです。

我が家の場合

我が家で看ている要介護5の義母は気管切開をしていて自分で痰を吐くことが出来ません。

喉や胸のあたりから、ゴボゴボっと痰が吹き出す音や、グルグルっと喉のあたりから聞こえてきたら喀痰吸引のサイン。

気管切開の部分から吸引いわゆる喀痰吸引をします。

自分で出せない状態の人はこの喀痰吸引をしてあげないと最悪、痰を喉で詰まらせ窒息する危険性があります。

また痰が出たらこまめに吸引してあげないと、痰が誤嚥で肺の方に回るいわゆる誤嚥性肺炎になるリスクもあります。

痰一つとっても高齢者にとっては命取りになってしまうので侮れません。

喀痰は高齢者や介護が必要な方には特に重要なポイントです。

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