人生の目的とは?要介護5の義母をみて思うこと

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人生の目的とは?
とあなたは考えた事はありますか。
たまに僕は考えてしまうモードに入ってしまうことがあります。
一概には言えないですし、人それぞれだと思います。
性格も違うし生活環境や能力、または国籍や宗教など。
大きい話になってしまいますが、今回は『この人生の目的とは』ということについて、僕が感じたことを書いてみたいと思います。
人生の目的とは?

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考えれば考えるほど分かったり分からなかったりしますよね。
哲学の世界にもなるし、思想の違いにもなる。
その時の気分や状況または年齢によっても変わってきます。
どれが答えなんだぁ〜!?とその都度思ってしまいますが、答えが出ないものなのかもしれません。
それだと話が終わってしまいますので、もう少し具体的に掘り下げてみたいと思います。
この言葉がピタリとハマった!

最近ある人の本を読んでいる時にピーンッときた言葉があるのです。

それは
『生き抜けるところまで生き抜くことが人生の最大の目的』
という言葉。

そう、それは苦しいことや悲しいこと、立ち直れないほどの辛いことや例えホームレスになろうが、生き抜けるところまで生き抜く。

このことが人生最大の目的とその本では書いてありました。
 
どんな状態や環境になろうともです。
この言葉はなかなか感慨深い。
なぜなら要介護5の義母をみてこの言葉と重なったからです。
要介護5の義母をみて思うこと

僕は要介護5の義母を在宅介護しているのですが、現在はこのような状態です。

  • 気管切開
  • 四肢麻痺
  • 腸瘻
分かりやすく言えば
  • 声が出ない
  • 首から下が自力で動かせない
  • お腹から栄養や水分を取る(口から飲食できない)

状態なのです。(植物人間ではありません)
そんな義母を毎日見ていると、何を考えて毎日生きているんだろう?と思ってしまいます。
だって美味しいものを味わえなくて自ら手足も動かせなく話すこともできないんですよ。
でも毎日しっかりと生きている。
すごいなぁ〜と思います。
以前にTVで観たのですが、あるドキュメント番組で「ALS」という病になった人の特集をやっていました。
ALSにかかると時間が経つにつれて自分の体の機能がどんどん落ちてきて、しまいには動かせなくなる怖い病気です。
目が動かせれば文字盤というものを使い意思を主張できるのですが、最終的には目も動かせなくなり唯一の意思疎通までもが・・。
そうなった時にはまさに自分の体の中に閉じ込められた状態。
自分の主張が何もできなくなるのです。
そして1番かわいそうで残酷だと思うのが、意識がハッキリとしていること。
その状態で意識とは裏腹に身体全体の機能が衰えて、しまいには動かせなくなってしまうのです。
1日も早く治せる薬や治療が出てくることを願うばかりです。
僕の義母はALSとは違いますが、自分の主張ややりたいことが自分で出来ないという部分では共通しています。
それでもTVに出てきたALSの方や義母の毎日生きている姿をみて、本で読んだこの文章が心に響いたのです。
最後に

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もし自分が・・

そうなったらどう思うのか?!
僕は気持ちに弱いところがあるのでそうなった時には気が狂うんではないか、現実を受け止められないのではないかと思ったりもしてしまいます。
でもこの本で出逢った言葉、
生き抜けるところまで生き抜くことが人生の最大の目的

は義母やそのテレビ番組を通して強い共感を覚えた言葉です。
その本にはそのあとにこんなことも書いてありました。
  • どんな状況でも学びがある
  • 投げ出してはいけない
  • 目の前のことが自分への課題
なのだと。
人生死ぬまで勉強ということなのでしょうか。
そこから幸せを感じるということでしょうか。
なかなか深い話になってしまいましたが、今日も要介護5の義母をみてそう思うのです。

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