誰でもいいという考えが危ない!訪問介護ヘルパー選びで大事にしてほしいこと【要介護5の在宅介護】

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要介護5の義母の在宅介護は13年目に突入しました。
現在はかなり介護環境が整い、自分たちの時間も少しずつですが持てるようになってきました。
義母は気管切開・腸瘻・四肢麻痺といつでも付き添っていないといけない状態です。
我が家の在宅介護で支えてくれるスタッフは沢山います。
その中でも長い時間、義母を見守りで看てくれるのは介護ヘルパー。
1番義母に接する時間が長い存在でもあります。
とても重要な存在。
そんな介護ヘルパーを今まで多く見てきて、ヘルパー向きの人、不向きの人がだんだん分かってきました。
今回は僕達が見てきてこういう人は一押し、あんな人はNGというポイントを伝えてみたいと思います。
個人的見解ですので軽いご参考程度にどうぞm(_ _)m
誰でもいいという考えが危ない!訪問介護ヘルパー選びで大事にしてほしいこと

人柄重視

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僕たちはまずここは絶対にはずせないポイントです。

どんなに手技がよくても段取りがよくても人柄が悪い人はNGにしています。

優しい人、真っ直ぐな人、正直な人、うそをつかない人を選ぶ基準にしています。

介護職に就くという事の理由は人それぞれですが、まず優しさをしっかりと持っている人でないと信用できません。

だいたい義母への話し方や接し方を見ると優しさがあるのかどうか分かります。

言葉や話し方のニュアンスで、「この人、ちょっと裏があるかも!?」とか「要注意人物だなぁ」とか経験上分かるようになりました。

とにかく優しい人は言葉づかいや所作に滲み出るものがあります。

経験者には注意を払え

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一概には言えませんが、僕たちが今まで見てきた人で経験者は自分のやり方やポリシーが出来上がっている人が多いです。

それをもっていても柔軟に対応する能力を持っている人はかなり助かりますが、自分のやり方を変えられない人が圧倒的に多い。

在宅介護は各家庭のやり方やルール、基準が違います。

そのやり方で介護ケアを再現してくれる人でないと逆に困ります。

自分のやり方を押し付けてくる人が過去に何人かいました。

そのやり方が新しい発見だったり、もっと良いケアの仕方だったらお願いしますが、まったく自分流を変えたがらない人が多いのも現実です。

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看護士経験者は気をつけろ!

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こちらも前項と同じような内容になってしまいますが、過去に看護師や准看護師、看護助手から介護ヘルパーに転向した人は、僕達の家に来た人は全員NGでした。

やっぱり医療の知識や経験があるので押し付ける人が多く、プライドも高い人ばかりだったので家族の言う事は「ど素人のくせに何言ってんだぁ~」的な態度をぷんぷん匂わせている人ばかりでした。

先程も述べましたが在宅介護は各家庭の介護のやり方が様々で、そこをサポートしてほしいのです。

自分のやり方を貫き通したいなら病院や施設で働いた方が向いているのにと思ってしまいます。

未経験者は貴重な存在


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介護未経験者。

かなり貴重です。

人柄重視の我が家は人柄がよく未経験者なら大歓迎。

理由は全てがまっさらな状態で何事も一生懸命な人が多いから。

過去に何人もの未経験者に我が家の介護ヘルパーとしてお願いしてきました。

現在も我が家に入ってくれているヘルパーさんにも多いです。

一人前になるまで多少時間がかかりますが、育ちあがると最強です。

のびしろもあるし素直だし一生懸命だし、理想の介護ヘルパーの完成です。

僕の義母は気管切開で腸瘻・四肢麻痺と完全に寝たきり状態なので、うちで介護ケアを覚えれば大抵の他のご家族でも対応できます。

事業所からも我が家で研修させてほしいと頼まれることもしばしばです。

最後に


在宅介護は自分達だけで看るには限界があります。

上手に訪問介護サービスを使いサポートを受ける事は必須。

各介護スタッフの中でも介護ヘルパーは一番要介護者に接する時間が長いので、在宅介護をやるにあたり一番重要視したいポイントでもあります。

要介護5の義母は完全寝たきりで気管切開もしているので話せません。

そんな状態の義母を看てもらうにあたり、介護ヘルパーなら入ってくれれば誰でもいいというわけにはいきません。

現在はご存じの通り介護の世界も人手不足と騒がれていますが、それでも上記にあげた人選びの基準は譲れないのです。

安心で信頼できる介護ヘルパーに頼んでこそ心配しないで僕達の時間もゆっくり満喫できる。

だからこそなおさら妥協せずに慎重に選ぶようにしています。

今まで多くの人を見てきましたが、僕達の経験からこんな基準ができました。

同じような環境や境遇の方の少しでも一助になれば幸いです。

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