【絶対に妥協しない】要介護5の在宅介護で特に大事にしてほしいこと

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在宅介護。

現在在宅介護をされている方は年々増えていると思います。
在宅介護も要介護者の介護度や状態または介護するご家族や環境によって様々です。
在宅介護をやる上で、やる事や気を付けなければならない事は沢山あります。
我が家は要介護5の義母を在宅介護して13年目に突入。
今回は要介護5の在宅介護をしている方や、これから始めようと思っている方へ特にお伝えしたい事を書いてみたいと思います。

【絶対に妥協しない】要介護5の在宅介護で特に大事にしてほしいこと

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妥協
[名](スル)対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。「妥協の余地がない」「安易に妥協する」「妥協案」
コトバンクより

これは在宅介護をするにおいて1番最初に持っておいてほしいことです。

妥協の意味通りで『対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見出し…』とありますが、譲り合ってはいけません。
見出してもいけません。

ちなみに今回の場合の双方とは、自分と在宅介護に携わる各サービスやスタッフを指します。

それはなぜなのか?
大きく分けて2つの理由があるからです。
順を追ってご説明したいと思います。

在宅介護をする意味を考える

これはまず第一に考えてほしい事です。
在宅介護をするにあたり理由は様々だと思います。
今回は要介護5の在宅介護をしている方に向けてなので、多分理由はほぼ一緒ではないでしょうか?
それは
『介護施設では殺されてしまう』

ある程度自分で動けたり話せたりする方を介護している方は「そんな大袈裟な」と思われるかもしれません。
でも要介護5の状態ともなれば、1人ではほぼ何もできない状態。
そうです。

こういう状態の要介護者は特に介護施設などではヘルパーのストレスの発散口になりやすく、虐待の対象にされやすいのです。
要介護5のご家族を介護施設に預けた方は、こんな辛い経験をされた方は多いと思います。
だから在宅介護に踏み切ったって方がほとんどなのではないでしょうか。
もう「そんな辛い経験は家族にはさせられない」、「これ以上は介護施設は信用できない」との声が多く聞こえてきそうです。
在宅介護は自分の家が拠点なので、もう遠慮する事はありません。
介護施設の管理下にはなく、自分が責任者・管理者なのです。
在宅介護では妥協をする必要は全くないのです。
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在宅介護は自分の理想の介護施設

こう考えた方が分かりやすいかと思います。

前項では介護施設の悪いところを書きましたが、逆の立場で考えれば全てのヘルパーや入所者を完璧に管理することも難しいこと。
それならばと在宅介護を決意。

そこからはあなたが在宅介護施設の責任者・管理者となります。
その決意を胸に訪問介護サービスを使用するにあたり妥協してはならないのです。
各介護サービスはいろいろ使っていかないと在宅介護は回していけません。
しかし、介護事業所によっても難関が待ち受けています。
各介護事業所でもカラーや営業理念だったりは多種多様。
そのため自分との相性もありますが、中には残念なところも…。
ここで妥協してはいけません。
しっかりと自分が納得する事業所や各スタッフを選んで入ってもらう事は、在宅介護には絶対にした方がいいです。
訪問介護で妥協したスタッフに看てもらい何か事故でもあったら、介護施設で看てもらうのと変わらなくなってしまいます。
ここは絶対に注意しないと在宅介護の意味がなくなってしまいます。
理想の自分だけの在宅介護施設を作るつもりで、良い事業所・各スタッフを見つけて一つ一つ積み上げていきましょう。
最後に


僕達は現在在宅介護を始めて13年目に入ります。

最近はやっと理想に近い在宅介護介護環境が整ってきました。
もちろんここまでには何年も要し、ツライ事・キツイ事・納得出来ない事・許せない事などたくさん経験してきました。
でも最期まで要介護5の義母を良い状態・環境で過ごさせて上げたいとの気持ちから、良いスタッフで、しっかりとした納得のいくスタッフでとの一心で探して来ました。
その間は僕達夫婦で看ることもしばしば。

もうだめか、やっぱり訪問介護も質の悪いスタッフしかいないのかと何度も諦めかけましたが、止まらずに進み続けてきました。
今までに断った主治医、看護師、ケアマネ、介護ヘルパーは数知れず、それでも探し続けた結果いまがあります。
妥協した各スタッフで託した場合に、万が一事故でも起きたら・・
疑いませんか?
後悔が残りませんか?
仮に介護をお願いしている間に死んでしまったりしたら、こう言った気持ちが多少なりとも残るから信頼するスタッフに頼みたいのです。
信頼できるスタッフなら、もし何かあってもそれが寿命だったんだと受け入れられると思います。
こういった意見はわがままに聞こえるかも知れませんが、逆に言えば在宅介護の強みでもあります。
最高のスタッフを揃え在宅介護環境を揃えれば、それは逆に安堵感も生まれます。
現在の僕達はほぼそれに近い環境でやれています。
何度も何度も電話をし諦めずに必ず良い事業所、優しく責任感のある介護スタッフがいると信じて探し続けてきました。
何回も言いますが、在宅介護は絶対に妥協をしない方がいい。
それは今ある自分達の立場から強く伝えたいことです。
諦めずにがんばりましょう。
明るい未来はすぐそこにあるはずです。

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