僕は音楽が大好きですが、現在の仕事や生活のリズムだとなかなかゆっくり聴く時間が取れません。
そのため週末ランナーの僕は、走りながら聴く時間は音楽に没頭できる至福のひと時。
2時間弱の時間に録りためた曲をシャッフルで流し、次に何が流れるか分からない状況でかかってくる曲はワクワク・ドキドキ。
今まで最初から最後までしっかり聴いてなかったような曲も、じっくり聴くと新しい発見だったり新たな魅力に出逢います。
基本的に70年代のブルースロックが好きなので少々偏りがあるかもしれませんが、和洋・新旧・ジャンルを問わずいいと思った曲はガンガン取り込んでいます。
その中からその日聴いた『良い曲!』と思ったもの、または印象に残った曲をご紹介したいと思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは
【今日のお気に入りの1曲♬】
【今日のお気に入りの1曲♬】
七年目の幽霊/布袋寅泰
布袋寅泰氏と言えばBOØWYのギターリスト。
今の若い人たちはソロでの布袋氏しか知らないと思うが、僕ら世代は10代の頃バンドブームで、知らないものはいなかったというぐらい超人気だった。
BOØWYはあっという間に解散してしまったが、ソロになった布袋氏の名曲がこの1曲。
布袋氏と言えばBOØWY時代からほぼ作曲を手がけ、他の人にも提供するという当時から名作曲者でもある。
この【七年目の幽霊】を初めて聴いたのは、今から26〜7年前に布袋氏のソロライブに行った時のこと。
代々木体育館だったと思うが何回目かのアンコール時に12小節のブルースアドリブを弾き始めた。
BOØWY時代とソロ時のシングルのイメージしかなかった僕は、このアドリブを初めて聴き『布袋はやっぱすげぇ〜!しっかりとブルースも弾けんじゃん!』とビックリした。
BOØWY時代からポップロック的な曲が多く、8ビート全開!のイメージしかなかったので度肝を抜かれたのである。
でも当時は僕のレベルがヒヨッコだった。
今BOØWY時代のライブアルバムを聴くと、8ビートの曲ばかりだけど、布袋氏のギターはハネている。
またブルースっぽいソロも結構あるし、当時の僕がど素人感覚でそう思ったいただけで、間違いなく天才ギターリストだ。
すみませんでした。
ということで、当時のそのブルースアドリブでガッと鷲掴みにされた後に流れた曲が今回ご紹介する【七年目の幽霊】。
初めてライブで聴いたが、あっという間にこの曲の世界に入ってしまったのである。
かっこいい
オシャレ
切ない
という印象でこのライブで1番気に入ってしまった曲だった。
布袋氏のファンとは言え、ソロ時のアルバムは全部持っていなかったので曲名すら全く分からなかった。
メロディーと歌詞がずっと頭にこびりついていたが、当時はインターネットがない時代だったので調べようがなくそのまま時は過ぎた。
それから25年後に忘れかけていたこの名曲『七年目の幽霊』のことをある日ふと思い出した。
今やインターネットの時代でいとも簡単に探し出せたのである。
多分シングル曲【さらば青春の光】のカップリング曲に入ってるものだと思われる。
これを25年ぶりに聴いた時には当時の記憶が蘇ったと同時に、今この歳で聴いても名曲だと実感。
切なさが溢れる【七年目の幽霊】、夏の終わりのこの時期に聴くのにピッタリな曲ですよ。
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