先日夏風邪をひいてしまいました。
普段から運動をし全くしていない人よりも体力・スタミナ等ある程度はあると思うのですが、先日風邪をひいてしまいました。
雨の日も風の日も週末はダイエットを兼ねたランニングをしています。平日も一駅前でおりウォーキング。これらをやる前よりは間違いなく体力がついてきて身体もかなりしまってきました。健康的なことをやっているので病気知らずな体にもなったと思っていたのですが・・・。
運動したり体力をつけたりしている事と風邪をひく事とは関係ないのでしょうか?
風邪のウイルスが粘膜に侵入するのを防ぎ、侵入したウイルスを攻撃して排除するのが免疫の仕組みです。免疫の力が強ければ風邪をひきにくく、免疫の力が弱まると風邪をひき易くなってしまいます。「ほどほどの運動」は免疫力を高めて風邪をひきにくくし、「過剰な運動」は免疫力を低下させて風邪をひき易くするのです。
先週の3日連続のランニングが過剰な運動となり免疫力が下がってしまっていたのかもしれません。
どんなに体力があろうがなかろうが「ほどほどの運動」が免疫力を高めてくれ風邪をひきにくくしてくれるようです。
それでは、その「ほどほどの運動」というのは具体的にどのくらいの運動のことを指すのでしょうか。
「ほどほど」といっても感覚値ではありません。しっかりとした指標があります。「歩数」でも、「消費カロリー」でもありません。では、いったいどんなものでしょうか?
「ほどほど」の運動とは……
1日24時間の総歩行数=「8000歩」
そのうち中強度の運動(歩行)を行う時間=「20 分」
この2つを組み合わせた数字です。
あなたにとっての「中強度」の運動とは?
「運動強度」とは、聞き慣れない言葉ですし、少し難しいかもしれません。
しかし、あなたの今後のウォーキングで大事なポイントとして、まとめると、たったひと言になります。
「なんとか会話ができる程度」の速歩き
それが、あなたにとっての「中強度」の運動です。
のんびり散歩のように、鼻歌が出るくらいの歩き方だと、ゆっくりすぎます。競歩などのように、会話ができないほどの歩き方だと、速すぎます。「中強度の運動」を測る基準は、「なんとか会話ができる程度」の速歩きなのです。
駅で乗り換えの時に階段を使う。少しだけ遠回りした道を歩く。などの意識をしないと普段の生活だけではいかないんです。
根本的に風邪をひきやすい・ひきにくいは、身体を鍛えている鍛えていないとはあまり関係がありませんでした。
確かに仕事のやり過ぎなどで疲弊し、次の日から休みなんて時にホッとすると風邪をひいて休みの日はずっと寝込んでいたとか、1度はみなさん経験があるのではないでしょうか?
この時も免疫力が下がっている状態なんでしょうね。
運動だけに限らず過度なストレスも免疫力を下げるようです。何事もほどほどが1番いいようです。
運動も健康面から考えれば過度は禁物。
しっかりと自分の身体の声を聞きながら程よい運動を心がけていきましょう。
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