毎年毎年、時が過ぎるのが早いですね〜。
でも何で歳を重ねるごとに時間が早く過ぎるように感じるのでしょうか?
主にこんな事が理由なようです。
心理学にジャネーの法則というものがあり、ジャネーの法則とは「時間を感じる心理的な長さは、年齢に反比例する」というものです。
例えば1年という長さを考えた時に
3歳の子供⇒人生の3分の1
30歳の大人⇒人生の30分の1
同じ1年の長さでも現在の自分の年齢からみると毎年1年に対しての長さの比率が変わるという事。
年をとっていくと分母がどんどん増えていくわけですから、人生にとっての1年が短いものに変わっていくという観点です。
新しい事を経験すると時間は長く感じます。
若い頃は未経験な事が多いわけですから、新しい事ばかりだらけで時間を長く感じることが多いという事。
歳を重ねると未経験な事ばかりとはなかなかいきませんもんね。楽しい事も嫌なことも経験が増えていくのが大人です(苦笑)。
大人になればなるほど短い時間の中でやれることが増えるというのも関係しているようです。
同じ時間内に処理することが増えると時間は早く過ぎるように感じるようです。
確かに仕事でも毎日やるようなルーティン作業は、慣れてくればだんだん作業時間も早くなりますが、その日々を過ごしているともう週末とかもう年末とかっていう感覚を毎回思う事が増えてきますよね。
歳を重ねるごとに初体験の事が減ってきて刺激も少なくなってくる毎日。
時間が早く感じるということは死にも近づいていると思ってしまうのですが、こういった理由があったのです。
なんか複雑な心境です。
でも僕は思うのですが、大人になってもある程度の刺激は持った方がいいという事。
だんだん安定ばかりを求めて築いた生活リズムに落ち着いていくような気がしますが、今の現状でも出来ることはあると思います。
新しい事への挑戦や視野を広く持ち色々な興味をもつこと。
あえて読んだことのないジャンルの本を読んでみるとか、ランニングを始めてみるとか、お金をそんなにかけずとも出来ることはあると思います。
そんな気持ちを少しでも持ち、新しい事にチャレンジしていく事も忘れずにいたいですよね。
少しの時間でも童心に帰れるような夢中な事を持つことを大人になった今、忘れていたかもしれません。
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