要介護5の義母を在宅介護して早12年。
ここに来るまでにはかなり波乱なことばかりでしたが、最近はやっと介護環境が整い始めました。
夜の寝る時間もしっかり確保できるようになりましたし、自分達の楽しむ時間も少しずつですが、とれるようになりました。
そんな生活ができるようになったのも、介護ヘルパーさんの力があるからです。
しかし誰でも良いという訳ではありません。
安心・信頼ができる人だからこそ、僕らの代わりに義母を診てもらい、僕達も介護の事は忘れて休めるのです。
今ではそんな安心・信頼のおけるヘルパーさんばかりですが、ここまでには長い年月を要したのです。
やはり人間ですからいろんなタイプの人がいます。
うちは誰でもいいという事だけは避けてきました。
安心・信頼のおけるヘルパーさんでないと、僕達も安心して休めないし、息抜きもできないからです。
そんなわけで色々なヘルパーを今まで見てきたわけですが、過去にはとてもヒドイまたは理解できない人がいましたので、振り返りたいと思います。
すぐにキレる介護ヘルパー
夜勤で入ってくれていた30代女性。
何でも積極的に自ら動いてやってくれ、手技は上手で器用にやってくれていました。
ただちょっと性格が強く頑固な面も見えたりはしていたのですが…
うちに入って3ヶ月ぐらいした時期に事件は起きました。
そんなに重大なことではないのですが、義母の栄養を入れるイルリガートルの消毒液がある・ないの話でもめてしまいました。
結局はあったのですが、そのことでこのヘルパーは
「私がが見た時はなかったんです!」
と言い切り.一歩も引かず。
それで一気に火がついたのか、そのヘルパーはすぐに自分の事業所の社長に電話を入れ、事情を話す行動に出ました。
途中で家族に代わってほしいと言われたみたいで、電話を代わり電話口で社長に謝られました。
内容は今回の件でうちから外すと言われ、おまけに
「ちょっとそのヘルパー頭おかしいのよ。」
とまで言われました。
最初から(おかしいと思ったらうちに入れるな!)と思いましたが、
「本人からも謝せるんで今日は勘弁してやって下さい。」
との内容。
再度本人に代わって下さいと言われたので電話を返しました。
社長はそのヘルパーに『ご家族にとりあえず謝って』と諭したようです。
しかしそのヘルパーが社長と電話を切った後、驚きの言葉を返してきたのです。
僕達:「社長になんて言われたの?」
ヘルパー:「そんな事関係ないじゃないですか!早く寝てください!!」
僕達:「こんな状態で寝れるわけないでしょ!」
ヘルパー:「私は介護で人助けに来てるんです!早く寝てください!!」
僕達:「こんな事あって全く人助けになってないじゃない!」
ヘルパー:「いいから早く寝てください!」
訳わかりません。
結局その日を最後に、そのヘルパーを切りました。
そこの社長は後日再度謝ってきましたが、社長からも信じられない言葉を聞きました。
「この業界の夜勤をやっている人は、おかしな人しかいないですよ」
開いた口が塞がりませんでした。
まとめ
今回の件ではおかしな部分が2点あると思います。
僕達はあるべき物が【ある・ない】に関して感情的に言ってはいないにも関わらず、ヘルパーが急に感情的になった。
そこから事業所の社長まで話がいき、社長には謝られたが、「この業界の夜勤をやっている人は、おかしな人しかいないですよ」と言われた。
すごいです。
恐ろしいです。
社長自らそんな言葉が出るなんて!!
社長がおかしい人なので、その事業所もおかしな人しか集まらないんでしょうね。
事業所によっていろんなカラーがあるのは確かです。
介護ヘルパーをお願いする時には、上の人の人柄やどう言った精神で介護に携わっているのかを見抜くのもポイントの1つだと思います。
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