これが現実だ!!老健・特養で7年、在宅介護で13年目。要介護5の義母を看てきて分かった介護の実情!!【前編】

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要介護5の義母を在宅介護で看てきて13年目。
60歳で倒れてから今日までずっと介護が必要な義母。
最初の7年間は老健・特養で過ごしてきましたが、このままでは殺されると思い在宅介護に踏み切った僕達。
今までにいろいろな事を経験してきました。
そして様々な介護の現実を見てきました。
もちろん現在も義母は元気に過ごしておりますが、ここに来るまでには一言では言えないほど苦しみ・悲しみ・うらみの中、もがいてきました。
要介護の状態になった義母でも1人の人間であり、大事な僕の義母です。
実の娘の妻はひとりっ子で、父も若い時にいなくなり頼る人が全くいない状態で一生懸命に看てきたのです。
少しでもサポート出来ればと今まで一緒に頑張ってきましたが、今まで実際に経験した僕から見た介護の世界は、とてもグレーな世界でした。
何も介護のことを知らなかった最初のイメージとは、全くかけ離れた現実を目の当たりにしてきたのです。
今回は僕から見た介護の現実を話したいと思います。
要介護5の義母を看てきて分かった介護の現実


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1.介護の世界は全てではないが低レベル
はっきり言ってとても悲しい現実を見てきました。僕達が今まで出会った施設や各スタッフの出会い運がなかったのか、びっくりする事が山ほどありました。
例えば以前の在宅担当医の話ですが、夕方に義母の調子が悪くなり指示を仰ぎたいので電話をしたら「今ボクシングのトレーニング中だけど何?心配だったら救急車を呼んで!」と言われた事がありました。
また夜勤の、あるヘルパーが廊下に響くくらいの大きなイビキをかいて爆睡していたり、施設にいた頃には断りもなしに義母が特養カット(刈り上げが入るくらいまでのショートヘア)にされていたりと、医者・ヘルパー・施設とびっくりさせられた事ばかりでした。
2.要介護5の家族にはまだまだ肩身がせまい
施設や病院が特にそうですが、要介護5の義母は完全に介護をしないと自らは生きていけない状態です。
施設や病院が特にそうですが、自分である程度動けて話せる人なら施設なども楽しめると思います。
また何かあれば家族に話すこともできるし、逆に聞くこともできます。
しかし要介護5の義母は自ら発せませんし、動くこともできないので我々家族が守らないとダメなわけです。
しかし何かあった時に、あまり強く施設や病院に言うと、僕達がいない時に義母に何をされるのか分かりません。
そういうことも考えると、我慢して義母に何も影響がないようにしておくのが1番いいのです。
後半へ続く



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