今年2018年の夏は特に暑いですね。
在宅介護をやっているご家族は、特に注意が必要な時期だと思います。
要介護5の義母を在宅介護で看てきて、早12年。
要介護5の義母を看る僕達にとっては、気管切開をしている義母は声を出せない分、色々気をつけなければならないポイントがいくつもあります。
前回、前々回に合わせて9項目をご紹介致しました。
前回・前々回の記事はこちら
→要介護5の義母の在宅介護 経験者の僕らが普段から気をつけている事 【基本中の基本 3項目】
要介護5の義母の在宅介護 経験者の僕らが普段から気をつけている事 【見落としがちな6項目】
今まで色々な事を経験した僕たちが、実際に普段から気をつけている事やご紹介したいと思います。
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普段から気をつけている事
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【10.記録ノート】
記録ノートは在宅介護を始めてから現在は25冊目になりました。
こちらには自分達も含めてヘルパーさんや訪看の看護師さん達にも義母のバイタル状況やその時の状況を記録してもらっています。
普段からの状況を記録しておくと義母の健康管理に、とても役立ちます。
【11.顔色・表情のチェック】
実はこれが1番大事な事かもしれません。
特に僕の妻は実の母と言う事と、ずっとつきっきりで介護をしてきたので、ちょっとした顔色や表情の変化で異変に気付く事も。
これはその家族ならではのことではないでしょうか。
また実際におでこや首筋、手などを時々触ってチェックするのも大事な事だと思います。
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まとめ
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在宅介護を始めて12年が経ちます。
義母は60歳で倒れ要介護の状態になってしまいましたが、今でも元気に過ごせています。
今年79歳を迎える義母。
最初は7年間介護施設で生活しておりましたが、その後在宅介護に踏み切りました。
最初の数年は何もかもが初めての事でかなりバタバタした記憶があります。
途中に色々事件や事故もありました。
そんな山あり谷ありの在宅介護生活を経験してきて、やっと最近介護環境も整ってきました。
夜勤のヘルパーさんも入ってくれるようになり、僕達もやっと普通に睡眠も確保できるようになり、また年に数回は1泊ですが旅行まで行けるようになりました。
それらも義母が無事に過ごせる環境が整ったからこその事です。
その為には義母が少しでも元気に過ごせる環境やケアをできる限りやる事が根元にあります。
義母が元気に過ごせる=僕達も自分の時間を楽しめる
という方程式が成り立っています。
義母は気管切開をしていて口から食べられません。
義母にやってあげられる事は、こういったできる限りのケア、そして少しでも僕達夫婦が笑顔でいることではと思っています。
同じ環境の方に少しでも参考になれば幸いです。
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