80年代のアイドル 昭和の良き時代に思う事

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僕が過ごした思春期時代は、自分で言うのも何ですが恵まれていたと今でも思います。

小学校5年生くらいの頃から歌・音楽に興味を持つようになり、アイドルの世界へはまっていきます。
今と違って当時はインターネットなどない時代。好きなアイドルの画像を簡単に見れる環境ではないですし、テレビ番組に出てくるアイドルしか見れません。となると、テレビ番組表をみて細かくチェックするわけです。
当時は歌番組が沢山ありました。今みたいに口パクはほとんどなく、生演奏で歌うのが主体でしたので、たまに歌詞を間違えたり、音程をはずすのをよく見れた時代です。さらに生放送番組も多く、今で言うお宝映像も多かったのです。
また、ドリフなどもそうでしたが、アイドルもお笑い番組に登場する事が多く、今でも印象に残っているのが、ジュリーと志村けんのコントです。
あのジュリーこと沢田研二ですよ!
ジュリーと志村けんがお互いに向き合って鏡のコントをよくやっていました。志村けんの鏡に写る自分の姿がジュリーという設定です。
志村けんが鏡に向かって色んな動きをする。そうするとジュリーが一生懸命に志村けんの動きを真似るわけです。そこで志村けんがとっさに色々な動きをするために、ジュリーがその動きについていけないというお笑いです。
こんな感じで色んなアイドル達がお笑い番組に出ていたわけです。
当時テレビを録画するビデオというのはまだまだ高価な電化製品。我が家にもまだなく、リアルタイムで番組を観るしかありません。
だから余計に必死に観るわけです。トイレも我慢してテレビにかじりつくわけです。少しの仕草も見逃さないくらいのすごい集中力で、瞬きもしないくらいの気持ちで観ているのです。
この時代はテレビの存在が大きい時代。次の日に学校に行くと『誰々が〜してた』などと盛り上がっていました。
今の時代は見たい番組を見逃しても、すぐに見れる媒体が普通にあり、とても便利な世の中になりました。
見逃しても助かりますし、僕もかなり利用してます。
しかし、その時代は見逃したら一貫の終わり。後悔だけが残り周りからも取り残されますし、テレビ番組を観ることにかなり熱くなっていた思い出があります。
だから30数年経った今でもこうして、ハッキリとその時の映像が焼き付いているのだと思います。
今言えることは、そんな時代に思春期を過ごせて良かったということです。1場面1場面を一生懸命に見て、憧れのアイドルの仕草や髪型などを真似する。
まさに『模倣は創造の原点』に繋がっているような気がします。
あの頃は良かったと言える時代を持てるのは幸せなのかもしれません。
心の片隅に今でも思い出すとわくわくドキドキするようなアイドル。
あなたにはアイドルはいますか?

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