お隣のおばあちゃんから考えさせられたこと

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コンコンコンコン  コンコンコンコン

毎朝早くからお隣のキッチンから聞こえてくる心地よい音。
朝食の準備をする『まな板の音』です。
お隣さんには80歳代ぐらいのおばあちゃんと50歳代ぐらいの息子さんが住んでいます。
僕らが3年前に今の家に引っ越してきた時から毎朝、この『まな板の音』が心地よく聞こえてきます。
物静かで人柄の良さが笑顔に出ているおばあちゃんです。
引っ越した日にご挨拶に行った時に、笑顔でこの地域のゴミ収集日の分別表をくれました。引っ越してきた新しい地域に、こういう心配りはとてもありがたかったです。

こちらのおばちゃんからは教わることがありました。特に会話をしてではなく、普段のおばあちゃんの行動を見てのことです。

・毎朝決まった時間にする朝食の準備
・毎日の掃除
・庭の草取り
・古新聞の整理


毎日の生活をしっかりと1つ1つきっちりこなしていく。
昔の人と言ったら失礼にあたるかもしれませんが、生活など細かくきっちりやる人がほとんどでしたよね。
その中で幸せを感じていたのでしょうね。
毎日の生活の時間にしっかりと、その日の家の事をやるのは僕から見ると、とても素晴らしく人間の基本となる生き方だと感じました。
またそちらの息子さんもおばあちゃんの血をしっかり引き継いでいる、とても優しい方です。
挨拶程度しか交わした事がありませんが、ある日雨が突然降ってきた時も、わざわざ玄関のチャイムを鳴らして洗濯物を心配して教えてくれました。
とても大人しそうな息子さんなのですが、優しさをすごく感じました。

幸せって何か?
お金だったり、物だったり、人と比べたり…
無い物ねだりになりがちですが、本当の幸せは何気ない普段の生活に見いだせるか。
お隣のおばあちゃんからそんな事を感じたのです。
確かに僕は欲しいものや、やりたい事が山ほどあります。
しかしこういった心を持つのも大切だと思うのです。心の豊かさは、そんなところにあるのかもしれません。
日常からこんな事を思わされた出来事でした。
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